戸隠の「そば玉」。

toga

2013年10月25日 13:06

こんにちは。
今週、紅葉のピークを迎えております戸隠高原。
普段は観光客で混み合う鏡池ですが、今朝は嵐の前の静けさ。
霧に包まれながらも、赤や黄色の樹々が池に映り込み、じっと眺めていたいような幻想的な風景でした。
(トップ画像は宝光社から鏡池へ向う林道から)

先週末は紅葉祭り、今週末は信州戸隠トレイルランレース、そして、11月1日は戸隠新そば献納祭と、イベントが目白押しの秋。台風の進路も気になりますが、雨も風も自然の恵み。自然との調和を楽しみながら、秋を満喫したいものです。

自然の恵みといえば、「戸隠そば」もそのひとつ。
来月1日からの新そば祭りに供え、各方面で準備が進められています。

こちらは、新そばが入りましたという目印の「そば玉」。

戸隠の農工商が連携した名物を、ということで、7年前から制作が始まり、
今では戸隠そばのシンボルとして、すっかり定着しました。

新そばを祝う「太鼓」をイメージしたデザインで、竹細工の部分は中社地区の井上竹細工店さんが編み、杉の部分は上祖山地区のやまぐち園芸さんが担当。


竹の切り出しから、杉の加工まで、数週間かけて33個のそば玉が出来上がりました!

完成した「そば玉」は戸隠神社にて祓い清められ、真ん中の丸い輪の部分に「戸隠神社」のお札をぶら下げ、11月1日からは戸隠地区33軒のお蕎麦屋さんの門前に掲げられます。
新そばを食べに来られたら、ぜひこの「そば玉」にも注目してくださいね!
(取材協力:井上竹細工店・やまぐち園芸
戸隠そば祭り「半ざる食べ歩き手形」は戸隠そば商業組合に加盟の20店のお蕎麦屋さんにて、11月1日から発売されます。手形は5枚綴り(半ざる5枚分)2,000円です。
どうぞお楽しみに!

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