「魔法の音楽の夕べ」レポート
こんにちは。
春雨とともに新年度がスタートした戸隠。3月27日には全国で32番目の国立公園として
妙高戸隠連山国立公園が制定され、新しい時代の幕開けでもあります。
春の日差しが嬉しい反面、花粉症にとっては辛い季節。せっかくのお天気でも思い切り深呼吸できないのが残念です
たくさんの雪に恵まれた戸隠スキー場の今シーズンの営業も残すところあとわずか。
今回は、先日(3月28日)に
戸隠スキー場内レストランシャルマンで行われた『魔法の音楽の夕べ』のレポートです。
3回目となる夜のスキー場でのコンサート。名残の雪の下、ワインとおつまみをいただきながら、気軽に音楽を楽しもうという戸隠ならではのイベントです。
地元の方を中心に50名程のお客様が集いました。
開演に先立ち、極意憲雄協会長の乾杯の発声。新国立公園の制定も併せてお祝いしました
今回は「箏(こと)とフルートの饗宴」ということで、ゲストは長野市在住の箏奏者小林多佳子(雅貴世)さんとフルート奏者の宮岡由美子さん。
一曲目は宮城道雄「春の海」♪
一見すると和洋折衷の組み合わせですが、箏の華やかな旋律とフルートのやさしい音色のハーモニーはまさに”魔法の音楽”。
スキー場の食堂の雰囲気も一気にコンサートホールに様変わりしました。
西洋の楽器であるフルートですが、宮岡さんは曲目によっては尺八のように弾くとのことで、確かに目をつぶっていると尺八の響きにも聴こえてくるから不思議です。
生田流の正派邦楽会師範としてご活躍の小林さんは県内各地はもちろん、海外でも演奏されたことがある実力派。
後半は東日本大震災の復興支援ソングとしておなじみの「花は咲く」、「早春賦」などお客様も一緒に口ずさめる曲目もあり、
舞台と客席とが一体になった音楽空間が生まれました。
おつまみとはいえ、シャルマンのシェフが振舞った料理も大好評
雪景色に、心地よい音楽、おいしい料理。五感が満足した充実の一夜でした。
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