続・神仏とのご縁をつなぐ春の旅

toga

2015年05月15日 04:36


こんにちは。台風一過で清々しい青空となりました。
水芭蕉、リュウキンカ、カタクリ、二輪草など春の風物詩が咲き揃った戸隠森林植物園。空を仰げば、カツラやカラマツの新緑の向こうに残雪の戸隠連峰、耳には野鳥たちのラブソング。何もかもが心地よい5月の戸隠です。
さて、今回は4月22日に掲載した「神仏とのご縁をつなぐ春の旅」の続編です。
その後、「北信濃三大パワースポット巡り」にはお出かけになりましたか?
善光寺大勧進戸隠神社でこのチラシや幟を目にし、実際に巡られる観光客の方も増えているようです。

そして、たまに聞かれるのが「飯縄神社里宮はどこですか?」という質問。
全国にある飯縄神社の総社でありながら、この里宮の位置が詳しく載っている地図やパンフレットはほとんどないので、しっかりとした道案内ができず、正直、聞かれたくない質問でした
ということで、実際に行って参りました!
目印はこの看板。

善光寺北山の七曲がりを登り切り、飯綱高原へと続く坂の入口です(バス停「新安」付近)。
看板の立っている道を左折すると、すぐに右へカーブ。乗用車1台分の狭い道を500m程進んでいくと到着しました(この道をさらに進むと神代桜で有名な素桜神社があります)。

里宮の向かい側の専用駐車場(普通車2台)に駐車し、石段を登ります。(社務所は参道入口の左側の建物)

正式には全国飯縄総社皇足穂命神社(すめたるほのみことじんじゃ)。
ご存知のとおり、飯綱大権現(三郎天狗)がお祀りされています。
石段を登り切って、ハッと目を奪われたのがこの杉の大木。

長野市指定天然記念物でもあるご神木です。
平日の昼間とあって、参拝客の姿はありませんでしたが、拝殿、境内とも手入れが行き届いた様子で、清々しく参拝させていただきました。
スタンプラリーのスタンプは社務所にて係の方に押していただけます(平日10:00〜16:00、土日祝日9:00〜17:00)。

三郎天狗さんとのご縁をいただいた後は、カラマツの新緑が眩い戸隠バードラインを抜け、戸隠神社宝光社へ。

式年大祭期間中の特別行事として宝光社では離山仏里帰り拝観、御神坐回廊特別参拝、御印文拝戴をすることができます。

社殿の左、授与所の右側に受付があります(10:00〜16:30、拝観料1,000円)。
社殿内は撮影禁止、詳細な内容はご紹介しませんが、要所要所で神職の方が内容を説明してくださり、見応え、聞き応え充分!
拝殿の外からは見られない幕末の宮大工・北村喜代松の彫刻をじっくり拝観でき、廃仏毀釈で戸隠山から離れられた複数の仏像に手を合わせ、戸隠山の宝印(御印文)を拝戴することができる貴重な機会です
まだご参拝いただいていない方は、神様と仏様との「ご縁結び」にぜひお出かけください。

関連記事