戸隠そば祭りレポート
黄金色に色付いた戸隠バードラインのカラマツ。
うっすら雪化粧した戸隠連山と真っ白な北アルプス。
秋色と冬色が混じり合う晩秋の戸隠です。
現在、戸隠では第43回戸隠そば祭りが開催されております。
初日の1日は、戸隠神社中社鳥居前にて、新そば献納祭が催行されました。
肌寒い曇天にもかかわらず、朝から大勢のお客様が集まりました。
こちらは、献納そば手打ち式(野点)の様子。
今年のそば祭りのテーマ「足神(おまん)さん」にちなみ、
女性職人3名が捏ね、打ち、切り役を担いました。
熟練の手さばきで、みるみるうちに打ち上がり、
会場からは拍手喝采。
打ち上ったそばは三宝(供物を置く台)に載せ、
戸隠大根、戸隠蕎麦焼酎、蕎麦の実などとともに神社本殿にお供えされました。
白装束のそば職人達が参道を行列する様子は荘厳な雰囲気。
観光客の方々も盛んに写真を撮っていました。
中社本殿では戸隠の大神様に豊作を感謝し、太々神楽の奉納も行われました。
午後は戸隠太鼓のステージ、蕎麦切りの振舞い、石臼体験などがあり、大盛況の1日でした。
25日までの期間中、「半ざる食べ歩き手形」(半ざる券5枚/2000円)を
購入していただくと、最大5店舗で半ざるを食べることができます。
半ざるは通常5ぼっちのそばが、3ぼっち盛りで出てきます。
もちろん、1店で半ざるを2枚注文することもできます。
ご存知の通り、ぼっち盛りとは1,2口で食べられるように束ねた戸隠独自の盛り方で、
5つなのは、戸隠神社が五社あることに因んでいるという説もあります。
手形は戸隠そば協同組合加盟の約20店または、
長野市商工会戸隠支所で購入できます。
観光案内所でお客様から最もよく尋ねられるのは「おいしいお蕎麦屋さんはどこですか?」
水清き戸隠の手打ち蕎麦は、正直どこのお店で食べてもおいしいのですが......。
もちろん、麺の太さやつゆの味はお店それぞれ。
「おいしい」の捉え方は十人十色です。
ぜひ、この機会に食べ比べて、お気に入りのお蕎麦屋さんを探してみてください!
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