こんにちは。一雨ごとに草が伸び、樹々の緑が濃くなる戸隠です。
今回は食いしん坊レポート。先月(4月)にバードライン沿い、戸隠そば博物館の並びにオープンした
蕎麦切茶房 戸隠日和さんのおいしいものをご紹介します
取材に伺った日はあいにく曇りがちでしたが、お天気が良ければ右手に戸隠連峰、左手に雪渓の北アルプスが望める眺望抜群の立地です。
店内はエントランスから客席までバリアフリー。車椅子用のトイレも完備されています。
柔らかな灯りで落ち着ける雰囲気。客席はテーブル席とお座敷併せて約50席。
おすすめメニューが黒板に書かれているのも、素敵ですね。
メニューも全て手描きでほのぼのした雰囲気。ご主人の山口茂さんの娘さんのアイディアだそうです。
さぁ、お待たせしました!
ご主人に「おすすめのメニューを」とお願いして運ばれてきたのはこちら。
女性客に人気だという「日和そば」(税込み1,188円)です。
冷たいお蕎麦の上に、素揚げした旬の野菜と信濃地鶏のササミ。汁をかけていただきます。
お蕎麦はモチモチとした食感で汁とよく絡み、信濃地鶏や野菜との相性も抜群!
一皿食べると満腹に。おいしくお腹いっぱいになり、ヘルシー感もある。女性に人気なのもうなずけます。
ご主人にPRポイントを尋ねると、「自家栽培のお蕎麦と、スイーツです」
蕎麦は戸隠内にある農場で、ご主人自らが種まきから収穫まで手がけているというので驚きです。
蕎麦の挽き方にもこだわり、実の中心部よりも外側の部分を多めに使い、石臼で割ってから挽いている(挽きぐるみ)そう。
そうすることで、蕎麦の風味が引き立ち、モチモチ感が出るそうです。麺に少し茶色っぽいものが混ざっているのはこのためだったのか、と納得しました。
夏から秋にかけては戸隠の野菜がおいしい時期。「旬の戸隠野菜もふんだんに使っていきたい」と話してくださいました。
そして、黒板に「当店一番人気!」と書かれたスイーツを別腹で頂きます
そばぷりん(324円)。一口含むとそばの風味がふんわり広がり、幸せな気分に
そば茶を使って仕上げた逸品は、口コミで人気拡大中!ですが、テイクアウトはできないそう。来店した方だけが味わえる贅沢です。
スイーツを担当しているのは、娘さんの安原奈緒さん。実家のご両親がお店をオープンするということで、会社を辞められたそう。飲食店で働いた経験を生かしつつ、抜群のセンスでご両親を支えています。
「撮影用に」とかわいらしいケーキも運んでくださいました。レアチーズケーキ(486円)。
あまりにもおいしそうなので、ちゃっかりお味見させていただきましたふわふわのチーズと甘酸っぱいブルーベリージャムのハーモニーが絶妙でした♪
家族経営の温かい雰囲気が心地よい、また訪れたくなる「戸隠日和」でした。
左から山口茂さん・道子さんご夫婦、娘さんの安原奈緒さん。