こんにちは。今日は雲ひとつない快晴の戸隠。気温も10℃を大きく超えて、いよいよ春かと嬉しくなるような陽気です。
さて、このブログで初めてトップに戸隠以外の場所の写真を載せました。ご存知のとおり、3月14日に北陸新幹線が金沢まで開通となり、JR長野駅の駅舎・駅ビルもリニューアルオープン!駅前広場には花壇から甘い香りが漂い、往来の人々も楽しげでした。
4月5日から60日間の善光寺御開帳、4月26日からの
戸隠神社式年大祭に併せてご旅行を計画されている方も多いでしょう。
そこで、今回はお客様からのお問合せも多い、JR長野駅から戸隠へのアクセス方法のひとつを、新しくなった長野駅からご紹介します!
こちらは北陸新幹線・長野駅の改札口を出た景色。
進行方向は右側(善光寺口)ですが、その前に前方壁面のモニターが目に入りました。
長野市内の観光名所や景勝地を映した動画で、戸隠も紹介されています。
モニターから右方向に歩いて行くと、左手に長野市観光情報センターがあります。
中に入ると元気な3名の女性スタッフがにこやかに迎えてくれ、戸隠のパンフレットや地図も置いてあります。
お隣のコーヒーショップとつながっているので、ブレイクしながらの情報収集もよいですね。
10段ほどの階段(EV、エスカレーターもあり)を下ると駅ビル
MIDORIがあります。
直進して突き当たり左側のエスカレーターで地上に降りることができますが、ちょっと寄り道して、MIDORI3階のりんごの広場へ。
ガラス張りのホールからは駅前広場を展望でき、吹き抜けになっている反対側の壁面には長野を代表する画家東山魁夷の「緑映」が
ホールではオープニング企画として東山魁夷の風景画のパネル展示が行われていました。戸隠で描かれたあの作品も間近に見ることができましたよ
お土産売り場からの甘い誘惑につられそうになりながら、エスカレーターで地上へ。
前方左手に如是姫像の変わらぬ姿を見てなんだかほっとした私。すっかりお上りさんです。
さて、駅前のロータリーの様子はすっかり変わりましたが、戸隠行きの路線バス乗り場は、以前と変わらず7番乗り場。
直進して横断歩道を渡り、平安堂ビルの下、長野駅前郵便局の横です。
アルピコ交通の案内所の前なので、バスが来るまで室内で待つことができて、便利です。
戸隠方面行きのバスは4月5日までは戸隠スキー場行きの冬ダイヤですが、まもなくダイヤ改正になります。
7時から19時までほぼ1時間毎に出発しますが、戸隠中社までは所要約60分ほど。
時刻表をよくご覧になって計画をたててください。
また、4月25日〜5月31日までは善光寺から戸隠中社行きのライナーバス「
善光寺・戸隠神社祈願ライナーバス」が運行されます。こちらも併せてご利用ください(要予約)。
路線バスは時間によって、浅川ループ橋経由、七曲がり経由の2コースがありますが、左手に大座法師池が現れると後は一直線。
カラマツの樹間を縫うように戸隠バードラインが続きます。
戸隠そば博物館のバス停を過ぎると、目の前の風景が一気に開け、右側に戸隠連峰の絶景が広がります。
飯縄山と違い、戸隠山はその名のとおり「隠れた山」。長野市内からはほとんど遠望することができません。それだけに、この場所で初めて戸隠連峰の雄姿を見て感動される方が多くいます。地元に住んでいても、何度見ても感動する絶景です。
晴れていれば、左奥に白馬連峰も見ることができます。
そして、宝光社前原にある結界のしめ縄をくぐると、戸隠の世界の始まりです。ここ(商工会館前バス停)から戸隠中社まではバスで約12分。徒歩だと小一時間かかります。
豪雪だった今年は雪が多く残っていますが、5月上旬頃には雪の下からミズバショウや二輪草など可憐な山野草が開花することでしょう。
長野駅からわずか一時間で、別世界に身を置くことができます。大規模な商業施設も、コンビニもない戸隠ですが、
この神々しい自然こそ、何にも替えられない財産。
間もなく春を迎える戸隠へ、ぜひお出かけください。