こんにちは。戸隠の短い夏が終わり、朝晩ぐっと涼しく、ときには寒く感じられるようになりました。
夏の繁忙期が終わり、ほっとしたのも束の間、9月にはシルバーウィーク、10月には紅葉シーズンがやって来ます。
そこで、行楽の秋のお出かけに参考にしていただけるよう、今回から2回に分けて「
妙高・黒姫・戸隠ライナー」の旅をご紹介致します!
「妙高・黒姫・戸隠ライナー」と聞いて、「?」と思われる方も多いと思いますが、こちらは今春の北陸新幹線開業を受けて長野市・信濃町・妙高市の連携でスタートした新たな二次交通。
JR長野駅または、上越妙高駅を起点とし、北信濃を回遊する観光タクシーで、参加人数に応じてセダン型、ワゴンタクシー、マイクロバスが乗合で運行します。
取材当日は東京からお越しの2名のお客様に同行して長野駅発便(長野駅→善光寺→戸隠→黒姫→赤倉温泉→上越妙高駅)のセダン型タクシーに乗車しました。
ツアーの要所を時間とともにレポートします。
10:10 新幹線が長野駅に到着。ドライバー(
中央タクシー)とエージェント(
観光販売システムズ)担当者がお迎え、昼食のクーポン券をお渡し。
東口にてタクシーに乗車。
10:20 長野駅を出発!
10:30
善光寺大門に到着・下車(フリータイム約1時間)
老舗のお土産物屋を覗いたり......
仲見世の賑わいを楽しみながら15分程で山門へ。
山門左手の大勧進の池では蓮の花が見頃でした。
10:45 国宝善光寺本堂、内陣参拝・お戒壇めぐり(所要約15分)
広い境内には仏足石跡や、資料館等見所もたくさん。御開帳の際は混雑でゆっくり参拝できなかったという方、秋のお参りがおすすめです
昔ながらの茶屋でまったり甘味をいただくのもいいですね。
11:30 善光寺事務局前のタクシー乗り場から再びライナーに乗車
浅川ループライン(真光寺ループ橋)を通り、標高400mの善光寺平から標高1,100mの飯綱高原へ上って行きます。
途中、1998年長野冬季五輪のボブスレー・リュージュ会場となったスパイラル、フリースタイルスキーの会場、飯綱高原スキー場も見ることができます。
大座法師池の前で戸隠バードラインと合流。
樹間を抜けて走るドライブウェイ。秋はシラカバやカラマツの紅葉も楽しめます。
12:00 戸隠展望苑
昼食の前に、そばの花を見たいというお客様のリクエストにお応えし、戸隠そば展望苑へお立ち寄り(トップ画像)。
例年9月中旬頃に見頃となるそば畑ですが、今年は早くも見頃を迎えていました。
12:15
大久保の茶屋に到着
このツアーの特長として、申込と同時に戸隠そばの協力店舗の予約(1,000円分のクーポン発券)してくれるので、混雑するお昼時のそば屋でも待たずにおそばをいただくことができます!
この日は戸隠の玄関口にある老舗・大久保の茶屋で山菜天ぷら付のおいしいおそばをいただきました。
そばの風味が薫るそばソフトが食べられるお店もありますので、別腹でどうぞ。
13:20 鏡池に立寄り
雲が多い天気でしたが、「鏡」に写る戸隠連峰もばっちり撮影10月の紅葉が楽しみです。
※食事会場が中社地区の場合は先に戸隠神社中社へご参拝となります。
13:30
戸隠神社中社大鳥居前で下車・中社ご参拝。
社殿横に流れるさざれ滝もお見逃しなく。
1日目の宿泊地が戸隠の場合はこのあとチェックインまでフリータイムとなります。荷物だけ先にお宿に預けていただき、中社から徒歩で行ける火之御子社、宝光社のご参拝をしていただくのもいいですね。奥社へは翌朝の参拝がおすすめです。
妙高・黒姫・戸隠ライナーの料金、旅程などの詳細は
HPにありますが、ご参考までに。
長野駅発・善光寺経由戸隠中社までのご利用料金は、昼食代(1,000円)込みで大人2,500円(小人1,750円)!
翌日黒姫、妙高エリア(上越妙高駅着)への移動をお考えの方は、1,000円(小人500円)でライナーを利用できます(予約制)。
※当日の宿泊を黒姫エリアにする場合のタクシー料金は3,500円、妙高エリアは4,000円(いづれも戸隠そばの昼食代込み)です。
※路線バス(長野駅ー戸隠中社)の片道料金は1,250円(黒姫・妙高への路線は無し)
ということで、非常にお得な観光タクシー。長野駅から善光寺・戸隠神社への両参り、黒姫・妙高高原への回遊をしてみたいという方、レンタカーを考えているけれど運転が心配という方、ぜひ選択肢のひとつに妙高・黒姫・戸隠ライナーを入れてみてくださいね
この後、上越妙高駅までの旅程は次号でご紹介します!