戸隠花図鑑(3)
こんにちは。例年、お盆が過ぎると一気に涼しくなる戸隠ですが、
残暑が厳しい今年も、朝晩はぐっと涼しく秋の気配が感じられるようになりました。
(写真は県道76号線豊岡地区の秋そばの花)
この「とがくし便り」を初めてからおかげさまで1年が経ちました。
四季を通じて戸隠の魅力が発信できているか、
戸隠ファンの皆さまが求めている情報は何か、
猛進するだけでなく、立ち止まりつつ、前進していきたいと思います。
ということで、ゆっくりと自然観察や撮影をするにはもってこいの季節、
今回は
戸隠森林植物園内で見られる晩夏〜初秋の野の花をご紹介します。
トップバッターはこちら。
高原に秋の訪れを伝えるマツムシソウ(松虫草:マツムシソウ科)。
柚の香りがするというユウガギク(柚香菊:キク科)。
〜黄色シリーズ〜
キツリフネ(黄釣船:ツリフネソウ科)。
ハンゴンソウ(反魂草:キク科)。
キンミズヒキ(金水引:バラ科)。
ケナシヤブデマリの実(薮手鞠:スイカズラ科)
※花は
戸隠花図鑑(2)に掲載。
最後は、戸隠神社奥社参道の妖精。
オオシラヒゲソウ(大白鬚草:ユキノシタ科)。花だけでなく、輪っかのような葉の造形美も見事です。
秋そばは五分〜七部咲きとなっている畑もありますが、戸隠地区全体としては9月上旬からが見頃となりそうです。
秋風吹く高原へ、ぜひお出かけください。
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