紅に染まる神の森へ

toga

2015年10月14日 15:46


こんにちは。10月に入ってから秋晴れが続き、紅葉が長く楽しめている戸隠です。
青空に導かれて、奥社の杜へ。
この時期は、戸隠森林植物園で下車していただくと、紅葉をたっぷりと楽しめるのでおすすめです!

駐車場にてまず飛び込んできた紅は....なんと!オカトラノオ(サクラソウ科)。

夏の間は真っ白い尾を揺らせていたあの草が、秋にはこんなに赤く染まると知って、とても得した気分に
そして駐車場のシンボルツリー的存在・モミの木は、今秋も素敵なツタウルシのドレスをまとって


ため息が出そうなほどの紅色に染まったのは、マユミ(ニシキギ科)の実。

今年は例年以上にマユミの実が豊作(?)あちこちで鈴なりのマユミに出合えます。

みどりが池の畔を彩るニシキギ(ニシキギ科)。その名の通り見事な錦!


日が差して紅が光るナナカマド(バラ科)。


一際鮮やかなカエデ(カエデ科)。


花が消えた林の中で、紅一点のツリバナ(ニシキギ科)。


花はなくとも、紅や黄に染まった木葉が輝き、戸隠に残った留鳥たちの健気な姿と、高らかな鳴き声が一際高らかに響く静かな森です。


落ち葉の林をサクサクと音を立てて歩くのも、心躍るひととき。


この日、初めて見た白いものはフッキソウ(ツゲ科)の実。


戸隠森林植物園からバリアフリー木道を通って20分ほどで、戸隠神社奥社参道入り口に到着です。


森林植物園の紅葉は、10月下旬まで。カラマツの紅葉は初雪の11月初旬頃まで楽しめます。
もうすぐ雪に包まれる高原の、千秋楽の彩りをお見逃しなく!





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