戸隠の甘いもの。(その3)
こんにちは。気がつけば師走も半ば。
戸隠では今月初めの寒波により、雪との共存生活が始まっております。
降雪、除雪、融雪、凍結また降雪…冬将軍との追いかけっこはこれから3月下旬まで続きます。
吐息も凍るような寒い日でも、温かいコーヒーを飲みながらほっと一息できれば、幸せですね。
ということで、お待ちかね!「そばスイーツ」シリーズ第3弾をお届けします。
今回訪れたのは、戸隠中社地区の老舗喫茶店「
喫茶ランプ」。
店内の本棚には谷川俊太郎さんが選んだ100冊の詩集、
くさのだいすけさんが選んだ200冊の絵本があり、
詩と絵本のお店として、おなじみの方も多いでしょう。
薪ストーブとランプと温かいコーヒー。
このお店には、冬がよく似合います。
じっくり煮込んだ特製インドカレーもおすすめですが、
そばスイーツとして今回ご紹介したいのが、そば粉の焼き菓子「サラザン」です。
しかも、使用しているそば粉は100%戸隠産!
前々回にご紹介した戸隠で商売を営む有志の会「
つちの子会」が運営する畑で収穫したものだそうです。
外はサックリ、中はしっとり。
口に含んだ瞬間にバターの風味とそばのやさしい甘みが広がります。
コーヒーやお茶との相性は抜群!
箱詰めにしてお土産として買われて行く方も多いそうです(1個150円)。
(賞味期限は焼き上がりの日から3週間程、通信販売はしていません)
素敵なアンティークのランプが複数吊り下る店内。
以前は貸し切りイベントやお客様の要望に応じて灯を入れていたということですが、
残念ながら昨年の長野県北部地震以来、安全のためにディスプレイのみにしたそうです。
お菓子やケーキを焼いているのはオーナーの娘さん。
お子様連れのお客様がご来店の際、時間が空いていれば、
サービスで絵本の読聞かせをしてくださるそうです。
戸隠神社ご参拝や戸隠スキー場のお帰りに、戸隠ならではのスイーツをお供に、
静かでゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょう?
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