2014年11月19日

第45回戸隠そば祭りレポート


こんにちは。ここ数日の冷え込みで戸隠連峰が冠雪し、あちこちで冬支度が進められています。
この時期の問合せナンバーワンは「雪の状況は?」「ノーマルタイヤでも大丈夫か?」ということ。
私の車は既にスタットレスタイヤを装着しましたが、今のところ道路への冠雪はありませんので、ノーマルタイヤでも大丈夫です。
さて、皆さんはもう戸隠そば祭り「半ざる食べ歩き」に出かけられましたか?
第45回の今年は昨年よりも参加店が増え、25軒のおそば屋さんと、お土産屋さん2軒(使い切れなかったチケットをお土産屋で金券としてご使用いただけます)で実施しています。

香りと甘みがいつも以上に口の中に残る新そば。

手打そば山笑(粗挽き)

戸隠のおもてなしのすばらしいところは、半ざる(3ぼっち)でも、お店によってお漬け物や煮物、そば団子をサービスしてくれるところ。

シメにそば湯をたっぷりいただけば、半ざるでも結構お腹が満たされますicon12胃腸の調子が優れないときなどにもおすすめです。

各店ではそば祭り期間中の特別企画も行われています。こちらの戸隠日和ではテーブルの上にこんなお花が!

よく見ると、造花?? 息を吹きかけるとお花がくるくると回る「花風車」です。

ご店主に伺うと、長野市在中の鈴木満方・喜代子ご夫妻の「花風車」で、2階のギャラリーでたくさんの作品を展示しているとのこと。
早速覗いてみると...
桜の切枝についた花一輪一輪から、繊細なバラの花、大輪の菊の花まで、全てが風車になっていましたface08

鈴木さんご夫妻は退職後の趣味で始めたという花風車。いまや、も出版され、カルチャーセンター等で引っ張りだこだそうです。

戸隠そば祭りは11月24日(月・祝)まで。
戸隠日和の今シーズンの営業も同日までです。
三連休にはどうぞ温かくしてお出かけください!




  


Posted by toga at 10:57Comments(0)イベント戸隠そば

2014年11月13日

戸隠で出会う感動の瞬間


こんにちは。立冬を過ぎ、日暮れの早さに、否応なく秋の終わりを感じる戸隠です。
そう、「立冬」といえば神送り....以前のブログでも書きましたが、天照大神様が休息に入るため、太陽が戸隠神社奥社参道をまっすぐに昇るのです。
今年こそは実際に見たい!ということで、立冬(今年は11月7日)前後の天気を伺い、立冬の翌日に満を持して早朝の奥社参道へ向かいましたicon01
明け始めた空に気持ちがはやり、6時過ぎには参道入口に到着。が、なかなか太陽さんは上がって来ない....
ひとり杉並木の間を行ったり来たり、登山客の方にじろじろ見られたりしながらその時を待ちました。寒さが身にしみましたが、その間、背後の戸隠山が朝焼けで輝く光景に出会えましたicon12(トップ写真)

待つこと約1時間。その数秒前までとは全く違う、奇跡のような光が、随神門の杉並木の間から差し込んで来ました!

待っていてよかった!! 本当に、神々しい、言葉では表現できない、一瞬でした。
私の拙い撮影技術とレンズでは、その感動を伝えられないかもしれませんが、気持ちだけ。

この日は土曜日だったので、早朝とはいえ、参拝客の方が多勢いらっしゃいました。
随神門での撮影を終えて下ってくると、参道入口の鳥居の前でもカメラを手に立ち止まる人々が。
見上げれば、鳥居の中に光が入る瞬間でした。


お天道様のありがたさを改めて感じるとともに、信仰という気持ちひとつでこの参道を設けた先人の叡智に頭が下がりました。
これから冬を迎える戸隠。
再び日光がこの道を通る「神迎え」は雪に包まれた立春(2月4日)の頃です。



  


Posted by toga at 08:40Comments(0)戸隠神社戸隠そば