2015年12月19日
三度目の冬、おら家の逸品。
こんにちは。先週はオープンを目前に控えたスキー場で、まさかの雨。
師走も半ばというのに、コートもいらないような陽気が続いていましたが、週末はようやく寒気が戻り、小雪降る朝となりました。
スキー場での積雪を祈る戸隠です。
さて、今季3回目となる「おら家(おらっち)の逸品」キャンペーンが始まりました。
冬に熟成され、最もおいしくなる戸隠そばと併せて、各店の冬の「逸品」をおすすめする企画。
3軒で逸品メニューを食べ、台紙にスタンプを押された方は戸隠スキー場にてリフト1日券と引き換えることができる(先着50名)スタンプラリーも開催!今季は17店で19品の「逸品」が用意されています。
今回は、この冬初参加となる2軒をご紹介します。
まずは、戸隠バードライン沿い、戸隠地区のおそば屋さんの中で最も東に位置する名店・たんぼそば店から。
具だくさんの野菜がたっぷり入った味噌仕立ての「お煮かけそば」です。
「おらほぅでは冬はいつもこれさ」と、柔和な笑顔が印象的なご店主・小林さん。
「本当は干葉(ひば;乾燥させた大根葉など)を入れるとうまいんだけど、ちょっとにおいがあるからお客さんによっては嫌がる方もいるから」と、試行錯誤してこのスタイルに。
丼が空になる頃には、お腹の中からぽかぽかと温まって、またひと滑りするか、という気持ちになること間違いなし!
たんぼでは、そば粉が入ったおやきも人気。
旬の具材がたっぷりと入った蒸しおやきは、小ぶりなので、サイドメニューとしてはもちろん、お土産にしても喜ばれるでしょう。
クマザサに包まれているのも、粋ですね
お次は、標高1200メートルの中社へと、一気に登ります。
戸隠神社中社大鳥居右側の徳善院蕎麦極意のこの冬のおすすめは、「にしん蕎麦」。
お煮かけそばと同様、冬の戸隠では昔からよく食べられてきた逸品だそうです。
実は私、「身欠きにしん」が苦手...
撮影が終わった後に、おいしいから食べてみてと薦められたときも、内心、食べられるか不安だったのですが...。
思い切ってにしんを一口。
甘露煮にされたそれは、思いの外やわらかく、小骨もなく、「にしんってこんなに食べやすかったの?」と思うほど
にしんの甘みと、温かいそばの相性も素晴らしく、小鉢も2品ついて、大満足の逸品でした。
お店の若女将も、「私もにしんが苦手で普段は食べないんだけど、この蕎麦なら食べられるんです」と笑顔。
ちなみに、宿坊極意は、以前の記事でご紹介したことがありますが、国の登録有形文化財にも登録されている建物。
雪が積もった茅葺屋根の景色も壮観です。
おそばを食べた後は、戸隠神社の参拝はもちろん、戸隠の昔ながらの暮らしを感じてみてください。
この記事へのコメント
野菜たっぷりの蕎麦。いいですね~。寒くなるとあったか蕎麦もいいよね。味噌仕立てがよけいにいいね。
Posted by まさみちゃん at 2015年12月19日 19:28