2014年08月18日

戸隠秋花図鑑

戸隠秋花図鑑
こんにちは。しっとり梅雨のような天候が続いたお盆休みが終わりました。例年お盆を過ぎるとぐっと涼しくなる戸隠ですが、今年は既に立秋(8月7日)とともに秋の気配を感じました。
夜になればコオロギ、スズムシ、キリギリス...コンビニも、居酒屋もない山ですが、エアコンをかけず、虫たちの大合音を聞きながら布団にもぐる暮らしを経験してしまうと、もう都会暮らしはできないなと思う今日この頃です。

さてさて、秋といえばのお花を見たくて、観光案内所の開所前に、戸隠森林植物園に立寄り、みどりが池の周囲を歩いて来ました。
夏休み中は、朝早くから車の交通量が多いですが、9時前の植物園はとても静か。草花に蝶やとんぼが止まるのを眺めていると、時が経つのを忘れてしまいそうです。
こちらは、タチアザミ(キク科)with タテハチョウの仲間たち(中央はクロアゲハ)。
戸隠秋花図鑑

八十二森のまなびやの向かい側の花壇には、期待通り、マツムシソウ(マツムシソウ科)が咲いていましたface01with トンボ(詳細不明)。
戸隠秋花図鑑
まだ咲き始め。例年並みだと9月初め頃まで可憐な花を咲かせそうです。

トップ写真にも載せましたが、この時期、一番といってもいいほど目を引く光景が、ヨツバヒヨドリwith アサギマダラ。
戸隠秋花図鑑
海を渡るチョウとして脚光を浴びているアサギマダラ。この美しい浅葱色の羽根の下に、驚異的なエネルギーを秘めているのかと、見とれてしまいます。

昆虫と植物だけでなく、植物同士のコラボレーションにも注目。
ブナ科の樹に絡むツルアジサイ(ユキノシタ科)。右下の赤はケナシヤブデマリの実。
戸隠秋花図鑑

地味だけれど、よく見るとかわいいノブキ(キク科)。
戸隠秋花図鑑

池の周りを賑やかすのは、シラネセンキュウ(セリ科)。
戸隠秋花図鑑

たとえ日常の合間の短時間でも、自然の中に入る時間は、本当に心が洗われ、癒されるひとときです。
涼しくなって、花を愛でながらの散策にはもってこいの季節。
夏の疲れを癒しに、ぜひお出かけください。




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Posted by toga at 00:16│Comments(0)自然
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