2015年07月27日
戸隠夏日和〜飯縄山登山〜

こんにちは。陽光眩しく、セミの声が賑やかな季節となりました。
7月の第4日曜日は信州山の日、そして、2016年からは8月11日が「山の日」として国民の休日になります。
健康維持のため、また、最近ではスポーツ感覚でトレイルを楽しむ人も増えて、ますます注目されている山。夏に戸隠に滞在するなら、山の頂きに立って、達成感を味わってみてはいかがでしょう

ということで、今回は、長野市の最高峰でありながら、初心者でも比較的チャレンジしやすい飯縄山(1917M)の南登山道〜西登山道を取材してきました。
一ノ鳥居苑地駐車場〜南登山道入口
登山者用駐車場とバス停「飯縄山登山口」はこちら。トイレを済ませて行きましょう。
林の中は、いろいろな花が目を楽しませてくれます。
別荘地を抜けて、登山口へ。
南登山口〜南登山道
両側に狛犬が並ぶ石の鳥居の向こうが登山口です。
始めは樹々の根の間の狭い道を登ります。
飯縄神社奥宮のノ鳥居(木造)です。

少し先にある旧一ノ鳥居跡。深緑の樹々に包まれて、なにか神聖な空気が感じられる場所です。
標高1268M。この先、道標代わりに、十三仏が置かれています。十三仏とは、死者の七十七日から三十三回忌を司る仏。第一は不動明王。
飯縄山は成層火山。登山道にはごろごろとした岩が多く見られます。
〜飯縄山花図鑑〜
※画像をクリックすると拡大します
オカトラノオ(サクラソウ科)/一ノ鳥居苑地付近
ヨツバヒヨドリ(キク科)/一ノ鳥居苑地付近
イワガラミ(ユキノシタ科)/一ノ鳥居苑地付近
コオニユリ(ユリ科)/天狗の硯石付近
シモツケソウ(バラ科)/南峰ピーク付近
ハクサンフウロ(フウロソウ科)/南峰ピーク付近
登り口から約1時間程で、中腹の駒つなぎ場(標高1528M)に到着。少し開けた空間に、ベンチがあり、休憩に最適な場所です。
駒つなぎ場前の第十一阿門如来。
標高1550Mぐらいから、急な登りに入ります。

鎖場のある岩を越えると富士見の水場があります。晴れていれば、その名のとおり富士山が見られますが、この日は雲の中でした。
天狗の硯岩。ここもビューポイントです。
岩の上に坐す第十三虚空蔵菩薩(標高1692M)。
笹が繁茂する尾根線に出たら、南峰のピークまでもう一息です。岩がゴロゴロしていますので、浮き石に注意して登りましょう。
振り返れば、眼下には飯綱高原のキャベツ畑や大座法師池もよく見えます。
西登山道との分岐点(標高1850M)の少し先にある飯縄大権現の石祠と鳥居。ここから見渡すパノラマの景色も最高です

南峰〜飯縄山山頂
南峰のピーク(標高1909M)。下界から見えるピークはここですが、飯縄山の山頂はもう少し奥にあります。
飯綱神社奥宮。毎年6月5日に一ノ鳥居と奥宮で開山際が行われます。社殿内には天狗のお面が多数奉納されています。
携帯トイレブース。使用済みの携帯トイレの回収箱は登山道口にあります。
なだらかな稜線が続きます。戸隠越水地区の方々を中心に、定期的な刈り払いが行われているので、大変きれいで歩きやすい道です。ありがたいですね。
南峰のピークから約10分で飯縄山山頂に到着!
一ノ鳥居苑地からの所要時間は約2時間30分。学校登山にも最適な山。この日も多くの小中学生で賑わっていました。
山頂で食べるおにぎりは、いつにも増しておいしいはず

ここから北側に稜線が続き、霊仙寺山への縦走も可能です。
山頂〜西登山道(チビッ子忍者村奥登山口)
南登山道をそのまま下山すれば約2時間ですが、今回は中社方面への西登山道を通って下山することにしました。
笹に覆われた尾根線は戸隠連峰のベストビュースポット(トップ写真)。
岩がゴロゴロした道が続きます。かなり急なのでここを登るのは大変かもしれません。

どこまでも続きそうなカラマツ林。
1時間余り下ってきたところで、傾斜が緩くなり、道の先に木造の建物と鳥居が現れます。
萱ノ宮です。詳細は不明ですが、その昔、戸隠から飯綱大権現を拝む際の起点となった場所と思われます。
萱ノ宮参道と言われる真っすぐな道をひたすら下ります。
突き当たりを右へ曲がり、下に道路が見えれば、登山道口に到着です!!
瑪瑙川に架かるメノウ橋の手前に携帯トイレ回収ボックスがありました。
下山の所要時間は約2時間。「小学生でも登れる山だから」と侮って登ると意外と急なアップダウンに泣かされるかもしれません。
なるべく単独登山は避け、安全に楽しみましょう。
中社の登山口の近くには日帰り入浴施設の神告げ温泉があります。汗を流し、疲れた足を癒してから、戸隠神社中社をお参りするのもいいですね。
この夏、ご家族やお仲間とどうぞお山へ。きっと素敵な思い出ができるはず。
