2013年05月08日

参拝・散策の新拠点。


こんにちは。連休中は穏やかな陽気に恵まれ、大勢のお客様をお迎えした戸隠。
桜前線は中社辺りまで上昇中。奥社付近や牧場のオオヤマザクラの見頃までは
もう少し時間がかかりそうです。

さて、このブログでも何度かご紹介した奥社入口駐車場。
順調に舗装工事を終え、4月27日にオープンしました。
収容可能台数は普通車105台(身障者用3台)、大型バス4台、二輪車15台。

この駐車場のハード面の一番の特徴は、お客様を安全に奥社参道へお導きするための歩行者レーンとグリーンスポットがあること。

戸隠産の石を使った植え込みは、シャクナゲ、カツラ、ヤマボウシなど季節ごとに花や紅葉が楽しめる植栽になっています。

シンボルツリーはこちら。

戸隠大山桜の会が戸隠牧場のオオヤマザクラの実生から育てた若木。
駐車場を囲むように、計14本のオオヤマザクラが植えられています。
将来、ピンクの花が春の訪れを祝福し、大きな梢が真夏の日差しを和らげる木陰となってくれるでしょう。

さらに、ソフト面のサービスとして、急な雨や雪でお困りの際に自由に使っていただける「戸隠もりのかさ」をご用意しました。

ご使用後は管理棟横の傘立てへお返しくださいね。


こちらは、駐車料金の領収書と併せて御客様にお渡ししている「杜あるきのしおり」。

A4 四つ折りの小さなしおりですが、ひとつ開くと奥社参道のみどころをイラストで綴った「奥社の杜歩きマップ」、
もうひとつ開くと「しんこきゅうにおすすめの戸隠MAP」になっています。

土日祝日は大勢の参拝客で参道が混み合うこともありますが、
このマップを片手に、ぜひゆったりとした気持ちで奥社の杜を歩いてみてください。

ご参拝や森林植物園の散策で一汗かいた後には、名物戸隠そばを食べて、元気をつけましょう。
今回は、駐車場から一番近いお蕎麦屋さんをご紹介。
今年、建替え後11年目を迎える「奥社の茶屋」です。

ご存知の方も多いと思いますが、周囲の景色にとけ込む黒塗りのお店の設計者は、世界的に有名な建築家隈研吾氏!
のれんをくぐって、一歩店内に入るとそのモダンさに驚きます。

奥社の杜の自然を借景した、開放感のある空間。
テラス席で自然との一体感を楽しみながら一服するのも素敵ですね。

熟練のそば打ち職人が「舌触りのよい蕎麦」にこだわって心を込めて打つ
お蕎麦(ざる蕎麦800円)は、まさに喉越しがよく、思わずお替わりしたくなりました!


最近は、ソフトクリームだけを召し上がるお客様が増えているそうですが、
お蕎麦は江戸時代から続く、ご参拝のもてなし食。
戸隠地区では20数軒のお店が伝統の味と技を競っております。
ぜひお好みのお店へお立ち寄り、元気をチャージしてお帰りくださいませ。  


Posted by toga at 11:57Comments(0)奥社駐車場