2014年04月08日
戸隠50年雪上金婚式レポート
こんにちは。水芭蕉の見頃を問い合わせる電話が鳴り続く日々となりました。
おかげさまで50周年を迎えた戸隠スキー場も先週末でクローズ。
今シーズンは2月の2回の大雪にもめげず、様々な開場50周年記念イベントが行われましたが、その集大成として3月29日(日)に行われた嘉日一夜(かじついちや)雪上金婚式の様子を写真とともに振り返ります。
開場50周年の戸隠スキー場と同じく、結婚50周年を迎えるご夫婦を募ったところ、県内外から12組のご夫婦から参加お申し込みがありました。
その多くは、戸隠が好き、スキーが好きという方々。
素晴らしい晴天に恵まれたこの日。スペシャルゲストは、昨年80歳で3回目のエベレスト登頂に成功された冒険家・三浦雄一郎さん!

三浦雄一郎さんと金婚者の記念滑走の前に、戸隠神社の神主がゲレンデを清める修祓の儀式。装束を来た神主のなめらかな滑走に、開場が湧きました。
続いて、結婚行進曲をBGMに三浦雄一郎さんがリードする記念滑走のご一行がゲレンデから金婚式開場へとシュプールを描きました。
三浦さんは戸隠スキー場開場当時に、難関コースを直滑降した記録があるそうです。
金婚者の方の年齢は70代〜80代まで。年齢を感じさせない、安定した滑走に天晴


三浦雄一郎さんと神主のツーショット。

ゲレンデの下に設けられた開場からは戸隠連峰と高妻山がくっきり見え、神々も祝福しているかのようです。

戸隠神社の神主のお清めを受ける参列者。

長野雅楽会により、舞楽と奏楽の特別奉納。
祝賀の演目「蘭陵王」が舞われ、開場を魅了しました。
そして、金婚者による玉串奉納。
50年の歴史を育んで来たご夫婦は参拝の姿も意気があっていて美しいと感じました

戸隠スキー場開場50周年記念実行委員会委員長から参列者への記念品贈呈。
戸隠竹細工の花籠と戸隠名菓が贈られました。

「長寿の長野県にふさわしい金婚式。おめでとうございます」と祝辞を述べられた三浦さん。
参列したご夫婦からは「若い頃遊びに来たスキー場での金婚式で感無量」や、「記憶に残る素晴らしい一日」
「また夫婦そろって戸隠を訪れスキーを楽しみたい」と感激の声が聞かれました。
戸隠らしさが凝縮した、世界に類をみない雪上金婚式。
何よりも、長い月日をともにしたご夫婦の活力と仲むつまじい姿が素晴らしく、祝福に集まった人々とともにパワーをいただきました。
嘉日一夜。第二部はシャルマン戸隠で「魔法の音楽とスキーの夕べ」と題し、三浦雄一郎さんの講演会・関口仁さんの和太鼓・楽演団五束六文のライブが行われました。三浦雄一郎さんのお話に200人を超える聴衆が聴き入り、賑やかな一夜となりました!
第二部の様子はこちら(戸隠スキー場ブログ)をご覧ください。
Posted by toga at 11:38│Comments(0)
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